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第47回 鹿児島市春の新人賞受賞記念公演
二仁祇の会 ―ににぎのかい―
2022年7月2日(土) 於 サンエールかごしま
長唄 新鹿の子 Shinkanoko
長唄「京鹿子娘道成寺」と「屋敷娘」を織り交ぜてひとつの作品に構成されたもの。春の野辺の浮き立つ気分の中に、娘物のテーマともいえる「恋心」が表現されている。
長唄 越後獅子 Echigojisi
歌舞伎の七変化舞踊の中のひとつ。大道芸をしながら越後から江戸へひとり旅をする角兵衛獅子の姿を描いている。故郷に残した妻、越後の名物などを唄いあげ、最後はさらしを使って舞い納めるという軽快で変化に富んだ作品。
常磐津 菊の盃 Kikunosakazuki
祝言能の内の一曲「猩々舞」を踏襲して作られた品格のある演目。前半の宮廷の雅な情景から、後半の「猩々舞」への変化が見どころ。菊の花に溜まる露を飲むと長生きすると云われており、日本舞踊では御祝儀曲としても踊られる。
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